インフルエンザ予防接種について

みなさんこんにちは。

岸和田市別所町のさかもと内科クリニックです。

当院ではお子様からご長寿まで幅広くプライマリケアを実践させて頂いておりますので、
内科・小児科、何れの方でも受診していただけます。

 

天候の変化が激しかった今年のだんじり祭り。

雨天のコンディションでのやりまわしは、wet conditionでのカーレースのような緊張感があり、

終始圧倒されました。翌日は晴天もみられる中での曳行で、天候による色々な祭りの表情を楽しむことができました。

皆様はその後、体調の方は如何でしょうか。

 

当院では10月16日からインフルエンザの予防接種を開始致します。

受付は10月2日より開始しますので、接種を希望される方はお問合せくださいね。

 

まだ9月ですが、お子様の診察をしておりますと、

お母様から「周囲でインフルにかかっている子がいると聞きました」というお話を早くも耳にします。

近隣の自治体が週報を出しているので参考にしておりますが、

現状での感染動向はRSV感染症、溶連菌感染症、感染性胃腸炎、それに手足口病に罹患するお子様が多いようですね。

※堺市の週ごとの感染症動向

http://www.city.sakai.lg.jp/kenko/kenko/kansensho/kansensho/chosashiryo/shuho/sakai2017/31th_40th/21377920170919165656174.html

インフルも1人、2人といった感じですいが、報告があがっているようです。

今年は早めに接種をしておいたほうがいいかもしれませんね。

 

その前に風邪も含めて感染対策といえば、まずは帰宅したら、手洗い、うがいの徹底ですね。

これを実践するのとしないのとでは、種々の感染症に対するリスクは相当変わってくると考えます。

言うは易く、行うは難し、ですが、習慣にしてしまえればいいですね。

石鹸は液体でも固形でも良いですが、しっかり泡立てて手首のあたりまで洗えるとさらに良いですね。

 

感染症の主なルートは3つあります。

呼吸器(気道)、消化管、泌尿器(尿路)ですね。

まずは手洗い、うがいをすることで体内に入り込むウィルスや細菌を洗い流すイメージで続けてみましょう。

 

 

 

祭礼に伴う臨時休診のお知らせです。

みなさんこんにちは。

岸和田市別所町のさかもと内科クリニックです。

当院ではお子様からご長寿まで幅広くプライマリケアを実践させて頂いておりますので、
内科・小児科、何れの方でも受診していただけます。

 

朝晩はだいぶ過ごしやすくなってきましたね。

 

いよいよ岸和田だんじり祭が来週末に近づいて参りました。

 

夕刻になると当院にも太鼓の音が聞こえてきて、帰途に通りを歩きますと提灯が灯され、幾分か和らいだ風も心地よく、日ごとに祭りの雰囲気か高まってきているのを感じます。

 

2011年の東日本大震災以降、当院の前の交差点で毎年のように家族で試験曳き、そして本番の祭礼を見物していました。

当時は週末のみ岸和田に「帰宅」し、平日は仙台経由で福島に戻る生活でした。

まさかあの当時、ここで開院させて頂くことになるとは夢にも思わず見物していたのです。

当時2歳だった長男も気づけば震災から6年を経て小学生に。

もう少し2歳だった息子、3歳だった息子、4歳だった~(以下省略)に会いたかったなと

今更ながら思いますが、時は一瞬たりとも止まってはくれないのですね。

 

お陰様でこうして開院から1年が過ぎ、

再びだんじり祭りを地元の皆さんと迎えられますことを、大変喜んでおります。

当日は良い天気に恵まれますように。

 

※お知らせです。

なお、祭礼に伴い、当院は9月15日、16日を臨時休診とさせて頂きます。

9月19日から通常診療とさせて頂きますので、何卒よろしくお願い申し上げます。

 

それでは皆様、どうぞ体調に気をつけてお過ごし下さい。

 

院長

 

夏季休診期間のお知らせです。

みなさんこんにちは。

岸和田市別所町のさかもと内科クリニックです。

当院ではお子様からご長寿まで幅広くプライマリケアを実践させて頂いておりますので、
内科・小児科、何れの方でも受診していただけます。

お盆前は8月10日まで診療させて頂き、11日の祝日を合わせまして、

12日から15日までお盆休みを頂きます。

16日から通常診療を再開させて頂きます。

ご不便をおかけ致しますが、定期処方薬などで万一不足が生じてしまう方は、

10日までに再診をお願い致します。

 

それにしても大阪の夏は厳しいですね。

気温自体もそうですが、熱帯のような湿度が身体に堪える日が続きます。

先日、午前診を終えて車に乗り込んだところ、車内温度が47℃と表示されました…。

フロントガラスにスクリーンを置いて日差しを少しでも遮るようにしていたのですが…。

車内にお子様を残してしまって…という痛ましい事故の報道も連日のように耳にしますが、危険極まりないです。

 

夏休み中のお子さんがいらっしゃるご家庭では家族でお出かけ、という機会もあろうかと思います。

そうした移動に伴う、「室外・室内の温度差」を少しでも緩和するために、

外出時の帽子、日傘は必携されている方も多いのではないかと思いますが、

室内でのエアコン対策として、一枚羽織るものを用意しては如何でしょう。

 

それでは皆様、どうぞ体調に気をつけてお過ごし下さい。

開院から1年

みなさんこんにちは。岸和田市別所町のさかもと内科クリニックです。

当院ではお子様からご長寿まで幅広くプライマリケアを実践させて頂いておりますので、

内科・小児科、何れの方でも受診していただけます。

 

さて、早いもので2017年も半年が経過し、本年も後半となりました。

本日7月1日で、さかもと内科クリニックを開院させて頂いてから1年となります。

 

6年前の原発震災から、約5年に及んだ激動の日々を考えますと、

この日が穏便に迎えられておりますのも、

この地域に根差し、ご活躍されていらっしゃる諸先生方、

病診連携をして頂いております基幹病院の方々、

そして当院を受診して下さる地域の皆さんのお陰です。

 

これからも地域の皆さんとの出会いやご縁を大切にして、

診療を続けていきたいと考えております。

今後とも何卒よろしくお願い申し上げます。

院長

 

 

 

お子さんが下痢をしたら…

みなさんこんにちは。岸和田市別所町のさかもと内科クリニックです。

当院ではお子様からご長寿まで幅広くプライマリケアを実践させて頂いておりますので、

内科・小児科、何れの方でも受診していただけます。

 

ノロ・ロタウィルスによる胃腸炎、この季節、要注意です。

当院でも、このウィルスによるものと思われる吐き下しの方が散見されています。

基本的にウィルス性胃腸炎の場合、必要なことは脱水にならないように補水をし、

安静にして胃腸の機能回復を待つということになります。

 

(下痢がない嘔吐の場合は消化器疾患ではない可能性もありますので、

そのた辺りも念頭に診察する必要があります。)

 

嘔気の症状が軽い場合は、少量ずつ(スプーン1杯程度:お口に含ませる程度からでOK)経口摂取をしてみましょう。1回量は少量で、時間をあけて回数を分けるのがポイントです。

水分の摂取が可能で、食欲が出てきたら、消化のよい煮うどんや、にゅう麺、お粥などを少しずつ食べてみましょう。

うどんの出汁やお味噌汁なども脱水の補正に必要な塩分を摂取できていいですね。

 

脱水の程度を簡便にチェックできる方法があります。

手の指の腹の部分を軽く押すとピンクの肌が白くなりますね?

その状態から指を離して2秒以上、肌の色味がピンクに戻らない場合は血管内脱水を起こしている可能性があります。

脱水状態はそれ自身が倦怠感や嘔気を増強してしまいますから、その場合は点滴が必要になるかもしれません。

 

お子様の下痢で検査を考えているお母さん!

来院時、おむつ等についた便をおむつごと遠慮なく持ってきてください。

3歳未満のお子様ですとノロウィルスの迅速検査ができます。

(ロタに関しては、年齢制限はないようです。)

また細菌性腸炎を疑うような場合(血便疑うような場合)には、そのまま便培養の検査を提出することもできます。

便を持って行っていいのかしらと悩むお母さん!!便、大歓迎です!!

 

吐物や下痢便を処理した後には、適切な感染対策が必要になります。

マスク、使い捨ての手袋、エプロンがあるといいですね。

その上で次亜塩素酸ナトリウム(塩素系漂白剤)を希釈した消毒液が必要になります。

(市販のものの濃度は約6%程度ですのでキャップ20mlなら5杯、30mlなら3.3杯を6リットルの水(バケツは大体そのくらいではないでしょうか)に入れるといいようです。

詳しくはご相談ください。

 

 

 

次に備えるために

みなさんこんにちは。岸和田市別所町のさかもと内科クリニックです。

当院ではお子様からご長寿まで幅広くプライマリケアを実践させて頂いておりますので、

内科・小児科、何れの方でも受診していただけます。

 

最近は朝から爽やかな青空が眩しい季節ですね。

昼間は思ったよりも気温が上昇して夏の気配も。

何気ない日常の大切さを、四季の移ろいや、人との触れ合いから実感しています。

 

今日はフォト・ジャーナリスト、広河隆一氏の

「写真記録 チェルノブイリと福島 人々に何が起きたか」

をご紹介します。

 

この本には、2つの大惨事の後に人々に何が起こったか、という視点で、

30年の時を超えて氏が撮影してきた写真が多数収められています。

マスメディアのフィルターが掛からない、最小限のキャプションで

見る人それぞれが、どう考えるか、どう感じるかを迫ってきます。

どちらも現在進行形の災害である中、私たちは次に備えなければなりません。

「次」など決して起こしてはならないのですが…。

その「次に備えるために」必読の1冊と考えます。

 

当院にも所蔵していますのでご覧になってみてください。

 

 

GW中の診療について

みなさんこんにちは。岸和田市別所町のさかもと内科クリニックです。

当院ではお子様からご長寿まで幅広くプライマリケアを実践させて頂いておりますので、

内科・小児科、何れの方でも受診していただけます。

 

さて、桜が満開になったと思ったら、もうGWが近づいてきているのですね。

皆さん、ご予定はお決まりでしょうか。

当院はカレンダー通りに5月1日、2日、6日と通常通り診療させて頂きます。

お出かけの方も多いと思いますが、体調など崩されませんように。

 

当院との連携病院のお知らせ

こんにちは。さかもと内科クリニックです。

やっと暖かくなってきましたね。桜のつぼみもようやく開きつつあります。

今回は、当院と地域医療連携室を介している病院を紹介したいと思います。

岸和田市民病院、岸和田徳洲会病院、市立貝塚病院、りんくう総合医療センター

和泉府中病院、和泉市立病院、近畿大学医学部附属病院、

医療法人良秀会葛城病院、医療法人大植会泉北藤井病院、藤井病院などです。

当院ではできない検査が必要である時や専門医の治療が必要と判断した場合に、ご紹介させて頂きます。

ご紹介後のフォローもしております。

かかりつけ医をお探しの皆様、当院までお越しください。

 

さかもと内科クリニック

事務長

 

信頼の条件とは

みなさんこんにちは。岸和田市別所町のさかもと内科クリニックです。

当院ではお子様からご長寿まで幅広くプライマリケアを実践させて頂いておりますので、

内科・小児科、何れの方でも受診していただけます。

 

今日から3連休という方も多いのではないでしょうか。

花粉症ではない私もなんとなく目の周囲が痒いこの頃です。

昨年よりも花粉の飛散量が多いようですね。

そうした症状でお困りの方も一度、当院にお気軽にご相談頂ければと思います。

連休明けは雨の予報ですが、それまで天気が持つといいですね。

どうぞ良い週末をお過ごしくださいね。

 

さて3.11から丸6年が経過しております。

現在進行形の事故が7年目に入っているという事実がそこにあります。

6年前の今日、同じ日に、ご自身が何をしていたか憶えておられる方はどのくらいいらっしゃるでしょうか。

私自身は3月12日、14日と相次いで原発が爆発したことで、一層の緊迫感を持っていた時期です。

特に3号機からは、先に爆発した1号機の時とは全く異なる黒煙が吹き上がり、きのこ雲状を呈した映像をみて、その当時、テレビやラジオを通じて目や耳に入ってきていた「安全です」とか、これは「爆発ではなく爆発的事象である」とか、「ただちに健康に影響が及ぶものではない」などという言葉があまりにも現実にフィットしなくなり、フローし始めた時期でもあります。

ここに、

科学者や専門家と言われる人々があの当時に残した言葉、を検証した本があります。

「ことば」にフォーカスした1冊です。

 

「 信頼の条件 原発事故をめぐることば 」(影浦 峡)

岩波科学ライブラリー207

https://www.iwanami.co.jp/book/b265959.html

 

裏表紙に記された「ことば」を記してみます。

 

「福島原発事故後、事実としても科学としても誤った発言が跋扈しました。

ところが、受け手の市民に責任が転嫁される事態が生じています。

本書は、専門家といわれる人々のことばから論理の構造を抽出し、どこに問題があるのかを明確にします。

信頼の条件とは、内容の確かさだけではありません。

科学者を含む市民皆が直視するべき、知識の扱い方の問題なのです。」

 

あの時、頭上に降り注いだ「言葉」がどのように「信頼」を失っていったのか、

なぜ、フローしてしまったのか、今後に備える為に、役立つ1冊と考えます。

 

 

3.11から6年

みなさんこんにちは。岸和田市別所町のさかもと内科クリニックです。

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内科・小児科、何れの方でも受診していただけます。

 

桜と予言と詩人 「神隠しされた街 」若松丈太郎 アーサー・ビナード

この詩を今日は皆さんと共有したいと考えます。

 

震災後に詩人のアーサー・ビナード氏によって知る機会を頂きました。

恥ずかしながら、故郷で活躍する若松さんを事故が起きるまで存じ上げませんでした。

 

これは94年に発表された詩である、ということがポイントです。

そして旧ソ連が住民に対して取った行動とのコントラストが際立ちます。

 

同じレベル7の事故。

「事故6年のちに避難命令が出た村さえもある」旧ソ連、

この国は「同じ年数を経て避難区域を縮小」する…。

 

深く沁み入る詩です。