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お盆休み 9月の臨時休診のお知らせ

みなさんこんにちは。
岸和田市別所町のさかもと内科クリニックです。
当院ではお子様からご長寿まで幅広くプライマリケアを実践させて頂いておりますので、
内科・小児科、何れの方でも受診していただけます。

当院のお盆休みは8月13日〜15日となっております。8月17日から通常診療となります。

また新型コロナウィルスの感染が収束せず、本年の祭礼は中止となりましたが、当初より予定しておりました9月18日〜19日の臨時休診には変更がありませんので、何卒ご了承頂きますよう、よろしくお願い申し上げます。

当院では、感染予防対策を可能な限り実施しており、発熱を伴う症状での御来院の場合には状況によりスタッフがマスクに加え、ゴーグル、手袋、ガウンを着用してご対応させて頂く場合がございます。来院者の方にも、手指消毒、マスク着用、発熱時の別室待機など、ご協力をお願いすることがあります。これは医療者側、患者さん側の双方が、診察後にCOVID-19 感染と判明するなどして「濃厚接触者」に該当してしまうリスクを低減させるためのものです。

また、緊急事態宣言は解除されていますが、ご承知の通り、感染収束とは到底言い難い状況で、感染者数は日々、更新されています。検査に対する有病率に変化がでてきているとは言っても、楽観視できる材料はほとんど提示されておらず、引き続き懸念し、様々な角度から情報を取り入れ、現状を注視しなければならないことに変わりはありません。(個人的には3・11の時と似ている(déjà-vu)と感じることがあります。)

そのため、現在もスタッフの配置を通常の受付スタッフ2人、看護スタッフ2人から各1人とさせて頂いております。

混雑状況により、お時間のご予約を確保されて来院されている方も、診察までの時間、会計までの時間をお待たせしてしまうことがあります。大変、申し訳なく、心苦しいのですが、感染拡大の状況を鑑み、引き続きこのような体制とさせて頂いております。当院の現状の方針に、ご理解を頂けましたら幸いです。

憲法記念日

みなさんこんにちは。
岸和田市別所町のさかもと内科クリニックです。
当院ではお子様からご長寿まで幅広くプライマリケアを実践させて頂いておりますので、
内科・小児科、何れの方でも受診していただけます。

当院はカレンダー通りに、5月3日~6日まで休診となっています。

ご了承下さい。

新型コロナウィルス感染拡大に伴う緊急事態宣言が継続する中で、日常を穏やかに過ごすのが難しくなっていますね。

それは、これまでゴールデン・ウィークとされてきた連休のこの時期であっても同じだと思います。

最近、受診された方々から、診療を継続していることへの激励や、感謝の言葉を頂くことが増えてきました。診療の終わりに、そうした一言を添えてくださる人たち。

沁みる言葉です。

勿論、言葉には表さなくても、そう思って下さっている方々もいらっしゃることを認識しています。ありがとうございます。

勿論、基幹病院の方々が、必要に応じ、紹介受診を受け入れて下さっていることも大きな力となっているのです。

4月初旬には、医療従事者の防護資材不足の報道を憂いて下さった岸和田市にある企業の取締役の方からマスクの提供を受けました。思いがけないご厚情に接し、感激したものです。

(本稿執筆時点で先方様の許可を得ていないので差し控えますが、了解が得られたらご紹介させて頂きたいと考えております。)

その節は本当にありがとうございました。

スタッフ一同、大事に使用させて頂きます。改めて、御礼申し上げます。

御社の益々のご発展を心より、祈念させて頂きます。

その後も医療従事者向けのサイトのご厚意で、医療機関へのマスク提供という企画を実施しているとのメール配信を受け、応募させて頂いたところ、マスクの提供を受けることができました。

こちらもこの場を借りて、御礼申し上げます。

当院は規模が小さく私もいささか微力ではありますが、スタッフの尽力は本当に素晴らしく、

運営者として胸を張れるものです。

今後もできる限り、これまでに近い形での診療継続を目指して運営していきたいと考えております。

さて、今日は憲法記念日ですね。

社会情勢が「平時」と「有事(戦時)」とに分けられるのであれば、

現在が後者であることは、論を俟たないでしょう。

「平時」とは「有事(戦時)」の合間に過ぎない、というのが世界の認識であるとすれば、

心して今回の厄災に対峙する必要があります。

<金口木舌>名前も顔も知らないあなたへ(琉球新報)

https://ryukyushimpo.jp/column/entry-1099593.html

CNNが、アメリカでの新型コロナ感染での死者がベトナム戦争での犠牲者(戦死者)の数を超えたと報道されていました。

「米国は5万8400人を超え、米メディアによると、ベトナム戦争での米国人の死者5万8220人を上回った。」

米国の感染者100万人超え 死者、ベトナム戦争上回る―新型コロナ

https://www.jiji.com/jc/article?k=2020042900115&g=int

先行きが不透明な情勢の中で、考えておく必要があることがあると思います。

下記のサイトを共有したいと思います。

内田樹の研究室

一つは

「コロナ後の世界」

http://blog.tatsuru.com/2020/04/22_1114.htm

一部 引用させて頂きます。

コロナ後には「すべて憲法のせい」「民主制は非効率だ」という言説が必ず湧き出てきます。これとどう立ち向かうか、それがコロナ後の最優先課題だと思います。」

もう一つは

「隣組と攻撃性」

http://blog.tatsuru.com/2020/04/27_1819.html

一部 引用します。

「人間は「今なら何をしても処罰されない」という条件を与えられたときにどのようにふるまうかで正味の人間性が知れる。これは私の経験的確信である。」

現在進行中の(原子力と新型コロナ)、2つの緊急事態を抱えています。

両者とも可視化することができない相手ですが、対峙しなければならないことに変わりはありません。

「目を逸らすことなく」対処できたらと考えます。

GW中の診療について

みなさんこんにちは。
岸和田市別所町のさかもと内科クリニックです。
当院ではお子様からご長寿まで幅広くプライマリケアを実践させて頂いておりますので、
内科・小児科、何れの方でも受診していただけます。

GW直前となりましたが、新型コロナの影響で、今年は様相が一変してしまいましたね。

ソーシャル・ディスタンスを保って、生活する必要があります。

 

100年経っても、有効な手段がその程度(社会的距離をとること)か、と嘆いていたウィルス学の専門家の先生を、先日偶然みたテレビでお見掛けしましたが、感染経路を断つためには有効な手段です。

それにしても。

世界を見渡しても、「緊急事態宣言」が2つも発令されている国というのは見当たりません。

私にしてみれば、2011年3月11日から「平時」は失われたままなのですが。

 

日々、新型コロナで戦時のように死者数が増加していくのを目の当たりにしていますが、

放射性核種への被曝が「緩慢な殺人」と形容されるのとは対照的な様相です。

 

そんな中、不自然なまでにパンデミックではないと言い続けていたこの男が、

今、こんなことを言っているのですね。

 

WHOテドロス事務局長「世界は元に戻らない」

https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/jnn?a=20200423-00000024-jnn-int

 

世界経済シャットダウン後は「ニューノーマル」の世界①

https://prepper.blog.fc2.com/blog-entry-476.html

 

 

こちらも気になります。

TVをつければ、コロナしかない報道の中、進んでいることがあります。

 

種苗法改正で国家100年の計を過つ事なかれ

http://www.videonews.com/marugeki-talk/990/

山田正彦氏(元農林水産大臣、弁護士)

マル激トーク・オン・ディマンド 第990回(2020年3月28日)

 

 

引き続き、

発熱を主訴とする方は、受診前にご一報のお電話を頂きますようよろしくお願い申し上げます。

 

診療体制の変更について

みなさんこんにちは。
岸和田市別所町のさかもと内科クリニックです。
当院ではお子様からご長寿まで幅広くプライマリケアを実践させて頂いておりますので、
内科・小児科、何れの方でも受診していただけます

新型コロナウィルスの感染拡大に際し、政府から緊急事態が宣言されたことに伴い、

クリニックの診療体制について、当面変更があります。

感染爆発のリスクが現実的になってきたこと、
医療従事者側の感染防護資材の不足等から、
特に発熱患者さんの診療に際し、ご協力をお願いさせて頂きたいことがあります。

WEBでご予約頂いた方には、当日折り返し発熱の有無を確認させて頂く場合がございますが
ご了承下さい。

現状のフリーアクセスで受診頂ける状況のまま発熱疾患と非発熱疾患の患者さんをゾーニングするには、動線が一つしかない当院では、空間で分けることが難しく、時間で区切るのが次善の策と考えるからです。

直接来院された方も、受付で発熱疾患、非発熱疾患の有無を確認させて頂き、
発熱疾患でご来院の場合は、直接レントゲン室に入ってお待ち頂くか、
ご来院が自家用車の場合、お車で待機して頂く可能性があります。

上記の対策は、皆様の来院時の感染リスクの低減に寄与するものと考えております。

それと同時に、医療スタッフの安全確保も必要なことから、
診療体制としても受付、看護師の配置を当面、これまでの2人、2人体制から、
1人、1人体制に変更させて頂きます。
場合によっては、待ち時間が普段より長くなる可能性もありますが、
何卒ご了承下さいますようお願い致します。

感染動向の推移によっては、随時、診療体制を変更させて頂く可能性もございます。
その際には、ご報告させて頂きます。

何卒よろしくお願い申し上げます。

新型コロナ⑮

みなさんこんにちは。
岸和田市別所町のさかもと内科クリニックです。
当院ではお子様からご長寿まで幅広くプライマリケアを実践させて頂いておりますので、
内科・小児科、何れの方でも受診していただけます。

下記の動画は、今回の新型コロナのパンデミックで、

感染者が指数関数的に増加する場合、その現象を視覚的に理解することができ、

それ故にSocial distancing が必要であり、かつ有効な理由を教えてくれます。

Coronavirus is not the flu. It’s worse.

 

今後の感染拡大が文字通り指数関数的になっていく場合には、

現在のフリーアクセスでの診療を見直す必要がでてくる可能性があります。

それは来院される皆様の感染のリスクを下げるためでもあり、当院スタッフの安全を少しでも担保するために、です。

動線が一つしかない診療所ですので、例え「発熱外来」を設定し、ゾーンで分けることが難しいのです。

非感染性疾患の患者さんが受診する時間を分けるというアプローチも検討されますが、限界があります。

それに、PPE(Personal protective equipment)といわれる防護服、N95 以上のマスク、ゴーグル、フェイスシールドなどの資材が、発熱患者さんの来院ごとに必要となるにも関わらず、米国や欧州の現状をみればわかるように、世界的に不足したままであるという背景もあります。

今後の推移を注視しながら、最善とは何か考え続けたいと思います。

それと並行して、私たちは感染爆発を避けるためには一刻の猶予もない状況と認識し、不要・不急の外出を控え、国には休業補償を求めていく必要があります。国民が声をあげないとこの国は変わりません。現状ではほとんどの世帯が実は給付を受けられないなどという「絵に描いた餅」に過ぎない制度は、早急に是正されなければなりません。

緊急事態だけ宣言して何の資金的な支えもないのでは、家に安心して「籠城できない」のは当たり前です。

Noblesse obligeという言葉がありますね。

この国の政府が誰のために存在しているのか、今回程、その存在価値を試されている事態はないと思います。

原発事故で起きた「棄民政策」を繰り返し許すようなことだけは次の世代のためにも避けなければなりません。

 

 

新型コロナ⑭

みなさんこんにちは。
岸和田市別所町のさかもと内科クリニックです。
当院ではお子様からご長寿まで幅広くプライマリケアを実践させて頂いておりますので、
内科・小児科、何れの方でも受診していただけます。

新型コロナ・ウィルスのパンデミックは世界規模になってしまい、

単に、感染症の蔓延の危機という問題だけではなくなってしまいました。

いつ感染が収束するのかまだ見通せない状況です。

 

ここでパンデミックと同じように大事な問題が併存していることに気付く必要があります。

以下に下記の動画を共有させて頂きます。

 

政府が密かに手に入れていたロックダウン権限を検証する
ニュース・コメンタリー (2020年3月31日)

https://www.videonews.com/commentary/200331-01/

「東京都内の新型コロナウイルスの感染者数の急増を受けて、緊急事態宣言の発令が秒読み段階に入ったとの観測が広がる中、実は安倍政権は3月末に、強制力を持たないコロナ特措法を遙かに超える、都市のロックダウンさえ可能になる強い法的権限を手に入れていたことが、ビデオニュース・ドットコムの取材でこのほど明らかになった。

これは3月26日に政府が政令を変更し、新型コロナウイルスを感染症法の33条の適用対象に組み入れたことによるもの。感染症法33条は元々エボラ出血熱やペストなど極めて毒性の強い「第1類感染症」を対象に、消毒などが間に合わない場合に限り、3日間を限度に都道府県知事に汚染地帯周辺の道路の交通を遮断する権限を与えるというもの。封鎖された地域では事実上の移動制限が発動され、ロックダウン状態になるという、私権に対する極めて強い強制力を持つ法律だ。また、感染症法は違反者には罰金50万円以下の罰金が定められているところも、あくまで要請ベースのコロナ特措法と大きく異なる点だ。

もとより新型コロナウイルスはエボラやペストのような第1類に分類される感染症ではないが、安倍政権は政令で感染症法の33条の適応対象に新型コロナウイルスを組み込むことで、一切の法改正や国会審議を行わないまま、市民に対して極めて強い強制力を持つ権限を手にした。政令による新型コロナウイルスの感染症法33条への組み込みは3月26日の官報の号外で公告されているが、記者会見などでの発表は行われていない。また、現時点では国会でも取り上げられていないため、市民にとっては、ほとんど何の説明もないまま、自分たちの行動を大きくコントロールする強い権限を政府に握られた形となっている。

新型コロナウイルスの蔓延を防ぐためには、ある程度の私権の制限がやむを得ない場合もあるだろうし、強制力を伴う施策が必要になる場合もあるだろう。しかし、それには透明性のあるデュープロセス(適正手続き)と、国民に対して真摯な説明が尽くされることが大前提となるはずだ。

今回のように、元々異なる目的で作られた法律を無理矢理適用したり、国会審議を経ずに政令の変更だけで強大な私権を制限する権限を手にした上に、その事実を広く国民に説明しないという政府の姿勢には多い疑問が残る。

この法律の成立過程での疑問点や問題点、また実際にこの法律が新型コロナウイルスに対して拡大適用された際に、市民社会が注意しておかなければならない点などを、この問題に詳しい政治家や法律の専門家らにジャーナリストの神保哲生が聞いた。」

 

 

以下に当院のスタッフ向けに配布したプリントアウトも(一部)掲載しておきます。

(当院は現在、月1回のスタッフ・カンファランスも自粛しております)

 

『3月26日に予定していたカンファランスの代わりです。
お時間がある時にお読み頂けたら幸いです。

パンデミックの収束が全く見通せないですね。岸和田市内でも感染者が出たようです。

(海外では医療物資の不足を訴えた医師が解雇されたり、PPE等が不足したまま診療に当たった医療従事者たちが亡くなり始めていますね。)

日本という国は2011年3月11日から原子力緊急事態宣言中なのですが、
もしこの国が今般の新型コロナ・パンデミックを「利用して」、2つ目の「緊急事態」を宣言するようなことになれば、
そんな国はこれまでなかったと言って良く、この国のあり方が根本的に変わってしまうリスクが生じてしまいます。

ですから、 今回の感染症がパンデミックに至ってしまった要因について、究明していく必要があります。

 

(中略)

 

こうした問題を扱う国内メディアと海外メディアの報道の、質、量にはかなり大きな違い、温度差があります。
CSをみられる方は海外メディアも視聴可能なのではないかと思います。プライムタイムには、同時通訳が入り、結構ストレスなく視聴できるものです。

(海外メディアの方がいつも正しいと言っているわけではないのです。同じソースの内容を比較してみることが大事だと思います。数は少ないですが、国内のマスメディアにも以下に示すような秀逸な番組はあります。)

 

(中略)

 

ドイツの元大統領、リヒャルト・フォン・ヴァイツゼッカー氏の有名な言葉があります。

「過去に目を閉ざすものは、結局のところ、現在にも、未来にも盲目となる。」です。

 

(中略)

 

 

世界各地の主要都市で起こっているLockdown(都市封鎖)も、東京五輪の延期が現実となった今、国内でも時間の問題となってきています。

医療的にも、社会的にも緊急事態なのに何故、政府や自治体は未だに、国民や住民を最優先にした政策をとれ(ら)ないのか?疑問がわきますね。

 

(中略)

 

国民の生活を保障しない政策は、そもそも機能しません。

Twitterから
『これまで国民は消費税を400兆円近く払っているんだよ。これって元々は社会保障の財源を積み立てるためという触れ込みだったんだよ。それが大企業と高額所得者の減税に使われて1円も残っていないという。こんな時だから100兆円位返せよ、って話だよね。』

 

正直なところ、 国内メディアの日々の伝え方は、ほとんど問題提起すらなく、海外メディアのアンカー達との温度差がありすぎて、見続けることが困難です。

 

3・11発災後の数週間がフラッシュバックします。

福島第一原子力発電所が次々と爆発したとき、この国は情報を遮断し、そこに住む住民を助けに来ませんでした。
屋内待避とメディアが言い出したとき、子どもの頃に見せられた
レイモンド・ブリッグスの「風が吹くとき」という映画を思い出したものです。

 

チェルノブイリ原発事故では、あの旧ソ連でさえプリピャチの街に何千台というバスを向かわせ、住民を退去させたのですが。

私の実家はホットスポットとして放映された当時から放置されたままです。

ネットワークでつくる放射能汚染地図
ETV特集 ネットワークでつくる放射能汚染地図(1/2)

 

ETV特集 ネットワークでつくる放射能汚染地図(2/2)

 

今回もそのペーソスを我々に強いるつもりなのでしょうか?

 

(中略)

 

緊急事態だからと移動の制限を始めとして、様々な私権を制限してしまう可能性がないとは言えないのが現政権の危うさです。

法律における緊急事態宣言
憲法における緊急事態条項
この2つの違いを元参議院議員の山本太郎氏が説明していました。

『法律に規定のある緊急事態宣言では、内閣が行うことを国会審議を通じてチェックする機能が一応備わっているが、
憲法の緊急事態条項が入り、それに基づく緊急事態宣言が発令されると、それができなくなる。』というのが概要です。

(中略)

監視社会、言論封鎖、それは民主主義の死を意味します。

(中略)

次の世代の為にも、
それだけは何としても避けたいところです。

それはジョージ・オーウェルが描いたディストピアの世界、「1984」そのものに身を置くことに他ならないからです。』

3・11から9年

みなさんこんにちは。
岸和田市別所町のさかもと内科クリニックです。
当院ではお子様からご長寿まで幅広くプライマリケアを実践させて頂いておりますので、
内科・小児科、何れの方でも受診していただけます。

3・11から9年ですね。

この国は現在も原子力緊急事態宣言中です。

東京電力福島第一原子力発電所がトリプル・メルトダウンをしてから、
この9年間、1秒足りとも解除されていません。

つまり現在進行形の事故であると言っているわけです。

放射性核種も新型コロナ・ウィルスも目に見えませんが、それぞれが、
今、そこにある危機、であることに変わりはないのです。

前者は被曝というリスクを、後者は感染というリスクを持っています。

両者に対する政府や自治体の対応が適切かどうか、
それがきちんとジャーナリズムの精神に従って報道されているのか、
それぞれを注視していく必要があります。

そのためには、個々がメディア・リテラシーを上げる必要があると考えます。

VIDEONEWS.COMにアップされているインタビュー記事を共有したいと思います。

われわれは正しいリスク・コミュニケーションができているか

https://www.videonews.com/interviews/20200311_kikkawa/

 

吉川肇子氏(慶應義塾大学商学部教授)インタビューズ(2020年3月11日).

「全国一斉休校や入国制限強化など、新型コロナウイルス対策が次々に打ち出されているが、政府はその理由や目的を正しく説明できているだろうか。また、その伝達方法や情報提供は今のままでよいのだろうか。

リスク・コミュニケーションが専門の吉川肇子・慶応大学教授は、人々がリスクを正確に受け止め、自らの行動を選択できるような状況に必ずしもなっていないのではないかとの懸念を示す。

そもそもリスク・コミュニケーションという考え方は、1980年代に民主的な背景のなかで登場した考え方で、テロ対策のような情報のコントロールを伴うクライシス・コミュニケーションとは一線を画すものだと吉川氏は言う。

本来のリスク・コミュニケーションとはどうあるものなのか、新型コロナウイルスの脅威に晒された現在の課題は何かなどについて、この分野の第一人者の吉川氏にジャーナリストの迫田朋子がインタビューした。」

 

 

新型コロナ⑬

みなさんこんにちは。
岸和田市別所町のさかもと内科クリニックです。
当院ではお子様からご長寿まで幅広くプライマリケアを実践させて頂いておりますので、
内科・小児科、何れの方でも受診していただけます。

琉球新報 Web版に下記の記事が掲載されていました。

新型コロナのPCR検査、誰でも受けられるようになるの? 検査の疑問に感染症医が答えます
2020年3月6日 13:07

https://ryukyushimpo.jp/news/entry-1085774.html

この記事は、沖縄県立中部病院感染症内科・地域ケア科の高山義浩医師のフェイスブック投稿を転載したものとのこと。※投稿は3月5日夜。その時点での情報に基づいています。

導入部分の一部を抜粋してみます。

「新型コロナウイルスの診断に用いられるPCR検査について、3月6日から保険適用となります。いままでは保健所の適用判断による行政検査のみでしたが、今後は医療機関の医師が必要と判断すれば、保健所を介さずに検査できるようになります。

ただし、どこの医療機関でも検査を実施してくれるわけではなく、全国に844ある「帰国者・接触者外来」を中心に、都道府県が指定する医療機関のみで実施されます。このこと、総理すら理解されていなかった節があり、明日以降、医療現場で混乱があるかもしれません。」

以下、このPCR検査と今後の医療体制について、Q&A方式で解説されています。

問1 PCR検査の精度はどのぐらいですか?
問2 なぜ、保健所による行政検査は制限されていたのですか?
問3 3月6日からは、検査を受けたい人なら誰でも受けられるのですか?
問4 なぜ、一般のクリニックでは検査をしてくれないのですか?
問5 軽症でも検査で診断すれば、外出自粛などの予防につながるのでは?
問6 とはいえ、診断してもらった方が安心なのですが?
問7 軽症のうちに診断した方が重症化が予防できるのでは?

アクセスしてみて下さい。

琉球新報

https://ryukyushimpo.jp/

該当記事

https://ryukyushimpo.jp/news/entry-1085774.html

 

 

 

 

 

新型コロナ⑫

みなさんこんにちは。
岸和田市別所町のさかもと内科クリニックです。
当院ではお子様からご長寿まで幅広くプライマリケアを実践させて頂いておりますので、
内科・小児科、何れの方でも受診していただけます。

新型コロナウイルスの感染を調べる「PCR検査」に、公的医療保険が適応されるのだそうです。

ならば、その運用、判定の解釈はどのようにすべきなのか把握しておく必要があります。

 

PCR検査は新型コロナ感染の「陰性証明」になるのか
岩田健太郎・神戸大学病院感染症内科教授に聞く

ヘルスコミュニケーション|Dr.純子のメディカルサロン 時事メディカル

https://medical.jiji.com/topics/1572

という記事が本日アップされていました。

 

先生は少し前に医療者向けのサイトでも、同様の解説をされていました。

ポイントは一つ、「PCR検査陰性がウィルスの非存在証明にはならない」ということでしょうか。

 

そこ(人体の喉や鼻腔の奥なり)に菌なり、ウィルスなりが「存在している」ことと、感染症を惹起していることは別であるということなのですが、なかなか非医療者の方には解釈が難しいかもしれないですね。

例えば、溶連菌感染の迅速検査は陽性で症状が合致していれば原因と判定できますが、陰性の場合には除外できないケースがあります。(培養検査に回したら、陽性となるケースがあり得るからです。)

逆に、溶連菌迅速検査が「陽性」でも、無症状の場合、咽頭扁桃に菌が「いる」だけ、という場合があり、溶連菌感染性咽頭炎という感染症を「発症している」ということとは別の話、ということに近いでしょうか。(そもそも咽頭炎症状がない方に溶連菌迅速検査は実施しないので、そういうケースは臨床の現場ではほとんどお目にかかることはないのですが)

そのあたりも踏まえて、今後、対応していく必要があるのではないかと考えます。

 

岩田先生はその医療者向けのサイトで、武漢の呼吸器専門病院でPCRにより、新型コロナと診断された患者を対象に、PCRと血清を用いた抗体検査(IgM IgG)が行われた研究報告の論文について解説しておられました。

血清による抗体検査が実用化されたら、疫学調査において非常に強力なツールになるだろうと結んでいます。

 

 

新型コロナ⑪

みなさんこんにちは。
岸和田市別所町のさかもと内科クリニックです。
当院ではお子様からご長寿まで幅広くプライマリケアを実践させて頂いておりますので、
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新型コロナについて、
私が信頼できると考えている専門家の方の情報やご見解を中心に、随時このブログで共有して参りました。

感染拡大が報道される毎日、
何を信じたらいいのか、わからないという方もおられると思います。

 

これから重要になるのは、ご自身のメディア・リテラシーです。

マスメディアのみならず、マイクロメディア、海外からの報道を比較してみることです。

そして、一定程度信頼できるというものを軸に、
同じ内容を扱っている報道のスクリプト(文言)を比較してみるのです。

手間はかかりますが、耳からだけではなく、
文字に起こして視覚から情報を入れる、読んでみるのも有用です。

このようなサイトもあります。

ヘルス・リテラシーというのだそうです。

「人間の健康や安全、人命に関わる情報を読み解く力」というような意味のようです。

 

下記にダイジェストの動画あります。

VIDEONEWS.COMはジャーナリストの神保哲生氏が主宰するメディアで、マスメディアとは異なる切り口で諸問題を深く掘り下げて扱っています。

3・11の際にも、非常に有用な情報を配信しておられました。

 

コロナウイルスの情報洪水に飲み込まれないために

大野智氏(島根大学医学部附属病院臨床研究センター教授)

マル激トーク・オン・ディマンド 第986回(2020年2月29日)

http://www.videonews.com/marugeki-talk/986/