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インフルエンザの感染動向について

みなさんこんにちは。
岸和田市別所町のさかもと内科クリニックです。
当院ではお子様からご長寿まで幅広くプライマリケアを実践させて頂いておりますので、
内科・小児科、何れの方でも受診していただけます。

早いもので本年も3月に入りましたね。

1月、2月はインフルエンザの流行がA型、B型が同時に、かつ同程度の割合で検出されていたこともあり、短期間に複数回のインフルエンザに罹患してしまった方も多かったようですね。

以前はA型が先行し、春先にB型が流行することが多かったように思いますが、最近はインフルエンザに限らず、そうした一定の傾向とは異なる感染動向を示す感染症が増えてきたように感じます。

特にインフルエンザの本年の流行に関しては、B型が当初から流行したこと、A型のタイプが2種類流行していることなどが、特徴的です。

大阪府下ではB型が53%、A型47%(AH3 30% 、AH1pdm09 17%)という報告があります。

http://www.city.sakai.lg.jp/kenko/kenko/kansensho/kansensho/chosashiryo/shuho/sakai2018/1st_10th/df_filename_2018sakai6w.html

AH1pdm09というのは2009年に新型インフルエンザとしてパンデミックを起こしたものですね。

近年は、この型とAH3(所謂、香港型)とが交互に流行していたのですが、本年の感染動向においては両者が混在して見られているということのようです。

加療に際しては、インフルエンザの迅速検査が陽性にならないと加療できないということではありません。逆に、インフルエンザだからといって全例に抗ウィルス療法が必須というわけでもないのですね。

診察をして臨床症状がインフルエンザと考えられる場合は、症状発現からの時間、周囲の感染者との接触(sick contactといいます)の有無、ワクチンを接種しているかどうかなどを考慮し、その臨床診断に基づいて加療できることになっています。

これから春へ向けて徐々に気温の上り下がりが大きくなり、過ごしやすい日が増えてくると思いますが、堺市の週報ではまだ1週間に500人超の方がインフルエンザに罹患しています。

http://www.city.sakai.lg.jp/kenko/kenko/kansensho/kansensho/chosashiryo/shuho/sakai2018/1st_10th/sakai8.html

近隣である岸和田市も似たような感染動向であると考えられますので、どうか感染対策を怠らずにお過ごしくださいね。

 

 

 

 

年末年始の休診のお知らせです

みなさんこんにちは。
岸和田市別所町のさかもと内科クリニックです。
当院ではお子様からご長寿まで幅広くプライマリケアを実践させて頂いておりますので、
内科・小児科、何れの方でも受診していただけます。

本年は12月29日まで通常診療とさせて頂き、年明けは1月5日より診療開始いたします。

従いまして、当院の年末年始の休診ですが、

12月30日から1月4日まで、となっております。

ご不便をおかけして大変申し訳ございませんが何卒よろしくお願い申し上げます。

 

冬本番を迎え、当院でもインフルエンザと診断される方が増えてきました。

A型、B型共に検出されている状況です。

 

皆さんは、この季節、どのような防御対策をされていますか?

基本は手洗い、うがいですが、

それにプラスして「鼻をかむ」こともお勧めしたいです。

 

インフルエンザの迅速検査は基本的にお鼻でしますよね?

(ラップに鼻汁をかんでいただいて、検査する場合もありますが)

それはウィルスが気道感染していく際に、まず鼻腔に侵入していくからなのですね。

 

なので、気休め程度ではありますが、

インフルエンザのみならず、普段から感冒も含めた感染予防の習慣の一つとして、

外出先から帰宅したら、「手洗い、うがい、プラス鼻かみ」を実践されてみては如何でしょうか。

 

手洗いも石鹸をつけて数秒こすって洗い流し、ではなく、

しっかり泡立てて手首のあたりまで洗ってくださいね。

(冷たい水でするのはとても辛いし、頻回な石鹸での手洗いも、皮膚に必要な油分まで洗い流されて手荒れの原因になってしまうのでバランスが難しいのですが…。)

お部屋の適切な温度調節と、加湿もできるとよいですよね。

 

本年も様々な方との出会いがありました。

少しでも健康維持、増進のお手伝いができていましたら、幸甚にございます。

 

それでは皆さん、どうぞよいお年をお迎えください。

来年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

 

 

インフルエンザ ワクチンについて

みなさんこんにちは。
岸和田市別所町のさかもと内科クリニックです。
当院ではお子様からご長寿まで幅広くプライマリケアを実践させて頂いておりますので、
内科・小児科、何れの方でも受診していただけます。

 

最近の朝晩の冷え込みは本当に身に堪えますね。

インフルエンザワクチンについて、お問い合わせを沢山いただいておりますが、11月末くらいに供給不足の影響がピークとなり、在庫の確保に苦労するような状況となっておりました。

せっかく当院にご連絡を頂いておりながら、「残念ながら現時点では入荷の見込みがなく、予約の方で一杯です」と言わざるを得ない状況でした…。

特に昨年当院で接種頂いて、本年も当院で、とのご依頼を頂いた方々。

有り難いご指名にも関わらず、ワクチンの供給の目途が立たないが故に御期待に沿えない状況でありましたことを心よりお詫び申し上げます。

大変申し訳ありませんでした。

ようやく12月に入り、入荷の目途が整いました。

もし、まだ接種されておられないようでしたら、是非、当院まで再度お問合せ頂けましたらと思います。

 

インフルエンザに限らず感染症の対策は、外出先から戻られたらこまめに手洗い・うがい。

これにつきますね。個人的には、それにプラスして鼻をかむことも推奨したいです。

この時期は特に。

気道感染症の最初の入口は口であり、鼻(鼻腔)だからです。

片方ずつ、優しめにかんでださいね。

勢いよくかんでしまうと副鼻腔の方に陰圧がかかり、吸引されてしまうことがあります。

それと就寝前の歯磨きも大事ですね。

また、衣服の調節ができるようにして外の寒さ、室内での暖かさのギャップに適宜対応できるようにしておく、(ご自身が風邪をひいておられなくても)外出時にはマスクをする、など少し気をつけるだけでも、だいぶ感染に対するリスクを下げることができるのではないでしょうか。

冬本番を前に、もちろん食事・睡眠も大事ですね。

体調管理をしっかりとして、この寒い季節を快適に過ごせますように。

 

病診連携について

みなさんこんにちは。

岸和田市別所町のさかもと内科クリニックです。

当院ではお子様からご長寿まで幅広くプライマリケアを実践させて頂いておりますので、
内科・小児科、何れの方でも受診していただけます。

 

最近は朝晩がグッと冷え込むようになり、もう冬の様相ですね。

もう少し晩秋の過ごしやすい季節を楽しみたいところですが、

青森、岩手、秋田などでは初雪、との報道も耳にするようになりましたので、

ここ岸和田でも間もなく冬が始まるのですね。

どうぞ体調にご留意されて風邪など召されませんように。

 

当院が微力ながら地域の皆さんにプライマリケアを安心して提供できておりますのも、

岸和田医師会の先生方、スタッフ様の寛大なご配慮と、

地域の基幹病院であります、市立岸和田市民病院さん、岸和田徳洲会病院さん、りんくう総合医療センターさん、大阪母子医療センターさん、大植会 葛城病院さん、良秀会 藤井病院さんなどとの連携を初めとした、様々な病院との病診連携のお陰であると日々感謝しております。

また、母校の近畿大学医学部附属病院や、和歌山医大附属病院にも適宜、ご紹介させて頂ける環境があることも大きいです。

 

こうした中、先日、岸和田市のお隣、貝塚市の市立貝塚病院の地域医療連携室のスタッフさんと副院長で小児科主任部長の井碩孝博先生が御来院されました。

先生からは診療時間内であればコンサルトを遠慮なく、との有り難いお言葉を頂戴しました。

当院には貝塚市にお住まいのお子様にも受診して頂いておりますし、岸和田在住のお子様でもアクセスが便利な地域にお住いの方もおられるでしょうから、大変心強い限りです。

また、地域医療連携室のスタッフさんからは

消化器内科、特に消化器・肝臓センターが開設されており、

肝臓専門医の常勤医の先生がお二人おられることも教えて下さいました。

こちらも心強いです。

 

肝疾患につきましては、こうしたケースがありました。

20年前にインターフェロンの加療を受けたと仰るC型慢性肝炎の患者さんが、当院が開院してまもなく受診され、検査の結果、要加療の状況であることが判明したのです。

その方は内服薬を定期に飲むことを極端に好まれない方で、しばらくは経過観察をせざるを得ませんでしたが、

時間をかけて疾患の現状と今後の見通しと治療の必要性をお話したところ、ご家族の後押しもあり、前向きになって頂きました。

その当時の主治医だった先生の元へご紹介させて頂く形で、インターフェロンを使用しない最新治療を受けて頂くことになり、3か月の内服加療によって見事、治療が成功したのです。

治療が奏効しても、その後の定期的なフォローアップは当然必要なわけですが、まずは、治療を終えて戻られた患者さんと喜びを分かち合うことができました。

 

地域医療連携室のスタッフさんは、どの病院の方も受診相談や、検査依頼など、親身にお話を聞いて対応してくださいます。

この度ご縁を頂いた市立貝塚病院さんともそうした患者さんに喜んでいただけるような病診連携を築いていけたらと考えております。

専用駐車場のお知らせです

みなさんこんにちは。

岸和田市別所町のさかもと内科クリニックです。

当院ではお子様からご長寿まで幅広くプライマリケアを実践させて頂いておりますので、
内科・小児科、何れの方でも受診していただけます。

 

当院では、この10月から専用駐車場の運用を開始しております。

案内図はこちらです。

ご利用の際には歩道に接している場所のため、
出入庫時には、くれぐれも歩行者、自転車の方などにご注意くださいね。

専用駐車場が満車の場合には、勿論、これまで通り上記の提携駐車場もご利用頂けます。

 

開院以来、専用駐車場の確保は、当院にとりまして重要課題の1つでありましたが、

今般の駐車場の運用につきまして、快く応じてくださった貸主さんの御高配もあり、

実現しております。

 

さかもと内科クリニックは、これからもご来院に際しての利便性向上を図って参ります。

 

今週末は、またもや台風の影響を受けてしまいそうですが、

体調など崩されませんように。

 

 

 

 

お子様の鼻水吸引を目的とした吸引器・パワースマイルを導入しました

みなさんこんにちは。

岸和田市別所町のさかもと内科クリニックです。

当院ではお子様からご長寿まで幅広くプライマリケアを実践させて頂いておりますので、
内科・小児科、何れの方でも受診していただけます。

 

すっかり朝晩は涼しくなりました。

今朝は涼しいを通り越して、肌寒いくらいでしたね。

スタッフが今年初めて院内の空調を暖房に切り替えました。

気候の変わり目は体調を崩しやすいです。

身体がまだ「夏仕様」なのに、気候は着実に秋から冬へ向かっていますからね。

それで、体調を崩しやすいわけです。

どうぞ朝夕の気温の変化を考慮して服装なども調節し、寝冷えなどしませんよう。

 

ところで、

当院では、今月から お子様の鼻水吸引を目的とした吸引器・パワースマイルを導入しました。

http://www.shinei.me/suction/suction_smile.html

鼻汁が生じること自体は、鼻腔に侵入する花粉やハウスダストなどの異物、ウィルスなどの侵入を防ぐ身体にとって重要な感染防御反応ですが、

適切にお鼻をかめないお年頃のお子様ですと、

鼻腔に充満してしまい、やがて鼻閉の元になってしまいます。

鼻をすすってしまった分は後鼻漏として喉に流れこんで痰になってしまうか、

副鼻腔に入り込んでしまい、副鼻腔炎の一因になってしまうのでした。

ある動画サイトでは、この機器を自分でお鼻にあてて吸引し、笑っているお子さまをみました。

そのくらい簡便に鼻汁を吸ってあげることができるのですが、

勿論、当院では院長が施行させて頂きます。

診察時に必要であれば、適宜、吸引処置をさせて頂きますので、お気軽にご相談くださいね。

 

 

 

 

 

インフルエンザ予防接種について

みなさんこんにちは。

岸和田市別所町のさかもと内科クリニックです。

当院ではお子様からご長寿まで幅広くプライマリケアを実践させて頂いておりますので、
内科・小児科、何れの方でも受診していただけます。

 

天候の変化が激しかった今年のだんじり祭り。

雨天のコンディションでのやりまわしは、wet conditionでのカーレースのような緊張感があり、

終始圧倒されました。翌日は晴天もみられる中での曳行で、天候による色々な祭りの表情を楽しむことができました。

皆様はその後、体調の方は如何でしょうか。

 

当院では10月16日からインフルエンザの予防接種を開始致します。

受付は10月2日より開始しますので、接種を希望される方はお問合せくださいね。

 

まだ9月ですが、お子様の診察をしておりますと、

お母様から「周囲でインフルにかかっている子がいると聞きました」というお話を早くも耳にします。

近隣の自治体が週報を出しているので参考にしておりますが、

現状での感染動向はRSV感染症、溶連菌感染症、感染性胃腸炎、それに手足口病に罹患するお子様が多いようですね。

※堺市の週ごとの感染症動向

http://www.city.sakai.lg.jp/kenko/kenko/kansensho/kansensho/chosashiryo/shuho/sakai2017/31th_40th/21377920170919165656174.html

インフルも1人、2人といった感じですいが、報告があがっているようです。

今年は早めに接種をしておいたほうがいいかもしれませんね。

 

その前に風邪も含めて感染対策といえば、まずは帰宅したら、手洗い、うがいの徹底ですね。

これを実践するのとしないのとでは、種々の感染症に対するリスクは相当変わってくると考えます。

言うは易く、行うは難し、ですが、習慣にしてしまえればいいですね。

石鹸は液体でも固形でも良いですが、しっかり泡立てて手首のあたりまで洗えるとさらに良いですね。

 

感染症の主なルートは3つあります。

呼吸器(気道)、消化管、泌尿器(尿路)ですね。

まずは手洗い、うがいをすることで体内に入り込むウィルスや細菌を洗い流すイメージで続けてみましょう。

 

 

 

祭礼に伴う臨時休診のお知らせです。

みなさんこんにちは。

岸和田市別所町のさかもと内科クリニックです。

当院ではお子様からご長寿まで幅広くプライマリケアを実践させて頂いておりますので、
内科・小児科、何れの方でも受診していただけます。

 

朝晩はだいぶ過ごしやすくなってきましたね。

 

いよいよ岸和田だんじり祭が来週末に近づいて参りました。

 

夕刻になると当院にも太鼓の音が聞こえてきて、帰途に通りを歩きますと提灯が灯され、幾分か和らいだ風も心地よく、日ごとに祭りの雰囲気か高まってきているのを感じます。

 

2011年の東日本大震災以降、当院の前の交差点で毎年のように家族で試験曳き、そして本番の祭礼を見物していました。

当時は週末のみ岸和田に「帰宅」し、平日は仙台経由で福島に戻る生活でした。

まさかあの当時、ここで開院させて頂くことになるとは夢にも思わず見物していたのです。

当時2歳だった長男も気づけば震災から6年を経て小学生に。

もう少し2歳だった息子、3歳だった息子、4歳だった~(以下省略)に会いたかったなと

今更ながら思いますが、時は一瞬たりとも止まってはくれないのですね。

 

お陰様でこうして開院から1年が過ぎ、

再びだんじり祭りを地元の皆さんと迎えられますことを、大変喜んでおります。

当日は良い天気に恵まれますように。

 

※お知らせです。

なお、祭礼に伴い、当院は9月15日、16日を臨時休診とさせて頂きます。

9月19日から通常診療とさせて頂きますので、何卒よろしくお願い申し上げます。

 

それでは皆様、どうぞ体調に気をつけてお過ごし下さい。

 

院長

 

夏季休診期間のお知らせです。

みなさんこんにちは。

岸和田市別所町のさかもと内科クリニックです。

当院ではお子様からご長寿まで幅広くプライマリケアを実践させて頂いておりますので、
内科・小児科、何れの方でも受診していただけます。

お盆前は8月10日まで診療させて頂き、11日の祝日を合わせまして、

12日から15日までお盆休みを頂きます。

16日から通常診療を再開させて頂きます。

ご不便をおかけ致しますが、定期処方薬などで万一不足が生じてしまう方は、

10日までに再診をお願い致します。

 

それにしても大阪の夏は厳しいですね。

気温自体もそうですが、熱帯のような湿度が身体に堪える日が続きます。

先日、午前診を終えて車に乗り込んだところ、車内温度が47℃と表示されました…。

フロントガラスにスクリーンを置いて日差しを少しでも遮るようにしていたのですが…。

車内にお子様を残してしまって…という痛ましい事故の報道も連日のように耳にしますが、危険極まりないです。

 

夏休み中のお子さんがいらっしゃるご家庭では家族でお出かけ、という機会もあろうかと思います。

そうした移動に伴う、「室外・室内の温度差」を少しでも緩和するために、

外出時の帽子、日傘は必携されている方も多いのではないかと思いますが、

室内でのエアコン対策として、一枚羽織るものを用意しては如何でしょう。

 

それでは皆様、どうぞ体調に気をつけてお過ごし下さい。

開院から1年

みなさんこんにちは。岸和田市別所町のさかもと内科クリニックです。

当院ではお子様からご長寿まで幅広くプライマリケアを実践させて頂いておりますので、

内科・小児科、何れの方でも受診していただけます。

 

さて、早いもので2017年も半年が経過し、本年も後半となりました。

本日7月1日で、さかもと内科クリニックを開院させて頂いてから1年となります。

 

6年前の原発震災から、約5年に及んだ激動の日々を考えますと、

この日が穏便に迎えられておりますのも、

この地域に根差し、ご活躍されていらっしゃる諸先生方、

病診連携をして頂いております基幹病院の方々、

そして当院を受診して下さる地域の皆さんのお陰です。

 

これからも地域の皆さんとの出会いやご縁を大切にして、

診療を続けていきたいと考えております。

今後とも何卒よろしくお願い申し上げます。

院長