みなさんこんにちは。
岸和田市別所町のさかもと内科クリニックです。
当院ではお子様からご長寿まで幅広くプライマリケアを実践させて頂いておりますので、
内科・小児科、何れの方でも受診していただけます。
昨日、2月18日に神戸大学感染症内科教授の岩田健太郎先生が神戸から横浜に向かい、
ダイヤモンド・プリンセスの中に入ったようですが、感染症のプロフェッショナルの視点で見て、絶句する惨状であったようです。
ダイヤモンド・プリンセスはCOVID-19製造機。なぜ船に入って一日で追い出されたのか。
何たる惨状でしょう。
この動画を配信される前日、2月17日(一昨日です)に先生は、
YomiDr.
で提言していました。
「(感染事例を時間ごとに記載する)エピカーブは、とっくにできているはずです。だからそれを即座に示せばよいのです。」と。
しかし、それは作られていなかったというのです・・・。
惨状という意味は、船内での感染対策がきちんと取られてこなかったことは勿論、
(それよりも悲惨なのは)
それを修正しようとする氏のような専門家をも排除してしまったことが、です。
3・11から、何も進歩がない、そう思わざるを得ません。
ウィルスも放射性核種も私たちの目に見えません。
レッドゾーンとグリーンゾーンの境界すら設定されていないという事実が何を意味するのか。
安全か安全じゃないのかわからない場所では、防護服も手袋も意味をなさない、ということです。
氏の落胆を思うにつけ、私が3・11直後の混乱で感じた記憶がフラッシュバックしてきました。
取り乱すことはないのですが、それでも、です。
この動画を文字起こしされているサイトもありました。
https://note.com/chocolat_psyder/n/n37115c09d500
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20200219-00000041-sasahi-soci
動画をみるだけ、聞くだけよりも、
目を通して文字からの情報としても取り入れると、理解度が高まると思っています。