みなさんこんにちは。
岸和田市別所町のさかもと内科クリニックです。
当院ではお子様からご長寿まで幅広くプライマリケアを実践させて頂いておりますので、
内科・小児科、何れの方でも受診していただけます。
当院はカレンダー通りに、5月3日~6日まで休診となっています。
ご了承下さい。
新型コロナウィルス感染拡大に伴う緊急事態宣言が継続する中で、日常を穏やかに過ごすのが難しくなっていますね。
それは、これまでゴールデン・ウィークとされてきた連休のこの時期であっても同じだと思います。
最近、受診された方々から、診療を継続していることへの激励や、感謝の言葉を頂くことが増えてきました。診療の終わりに、そうした一言を添えてくださる人たち。
沁みる言葉です。
勿論、言葉には表さなくても、そう思って下さっている方々もいらっしゃることを認識しています。ありがとうございます。
勿論、基幹病院の方々が、必要に応じ、紹介受診を受け入れて下さっていることも大きな力となっているのです。
4月初旬には、医療従事者の防護資材不足の報道を憂いて下さった岸和田市にある企業の取締役の方からマスクの提供を受けました。思いがけないご厚情に接し、感激したものです。
(本稿執筆時点で先方様の許可を得ていないので差し控えますが、了解が得られたらご紹介させて頂きたいと考えております。)
その節は本当にありがとうございました。
スタッフ一同、大事に使用させて頂きます。改めて、御礼申し上げます。
御社の益々のご発展を心より、祈念させて頂きます。
その後も医療従事者向けのサイトのご厚意で、医療機関へのマスク提供という企画を実施しているとのメール配信を受け、応募させて頂いたところ、マスクの提供を受けることができました。
こちらもこの場を借りて、御礼申し上げます。
当院は規模が小さく私もいささか微力ではありますが、スタッフの尽力は本当に素晴らしく、
運営者として胸を張れるものです。
今後もできる限り、これまでに近い形での診療継続を目指して運営していきたいと考えております。
さて、今日は憲法記念日ですね。
社会情勢が「平時」と「有事(戦時)」とに分けられるのであれば、
現在が後者であることは、論を俟たないでしょう。
「平時」とは「有事(戦時)」の合間に過ぎない、というのが世界の認識であるとすれば、
心して今回の厄災に対峙する必要があります。
<金口木舌>名前も顔も知らないあなたへ(琉球新報)
https://ryukyushimpo.jp/column/entry-1099593.html
CNNが、アメリカでの新型コロナ感染での死者がベトナム戦争での犠牲者(戦死者)の数を超えたと報道されていました。
「米国は5万8400人を超え、米メディアによると、ベトナム戦争での米国人の死者5万8220人を上回った。」
米国の感染者100万人超え 死者、ベトナム戦争上回る―新型コロナ
https://www.jiji.com/jc/article?k=2020042900115&g=int
先行きが不透明な情勢の中で、考えておく必要があることがあると思います。
下記のサイトを共有したいと思います。
内田樹の研究室
一つは
「コロナ後の世界」
http://blog.tatsuru.com/2020/04/22_1114.htm
一部 引用させて頂きます。
コロナ後には「すべて憲法のせい」「民主制は非効率だ」という言説が必ず湧き出てきます。これとどう立ち向かうか、それがコロナ後の最優先課題だと思います。」
もう一つは
「隣組と攻撃性」
http://blog.tatsuru.com/2020/04/27_1819.html
一部 引用します。
「人間は「今なら何をしても処罰されない」という条件を与えられたときにどのようにふるまうかで正味の人間性が知れる。これは私の経験的確信である。」
現在進行中の(原子力と新型コロナ)、2つの緊急事態を抱えています。
両者とも可視化することができない相手ですが、対峙しなければならないことに変わりはありません。
「目を逸らすことなく」対処できたらと考えます。