みなさんこんにちは。
岸和田市別所町のさかもと内科クリニックです。
当院ではお子様からご長寿まで幅広くプライマリケアを実践させて頂いておりますので、
内科・小児科、何れの方でも受診していただけます。
神戸大学感染症内科教授 岩田健太郎先生のブログ「楽園はこちら側」 https://georgebest1969.typepad.jp/blog/
2月16日付 「COVIDと対峙するために日本社会が変わるべきこと」より抜粋
「このウイルスは日本の社会でこそ広がりやすいウイルスなのかもしれない。他の国では感染の広がりが観察されにくいのに中国のほかは日本でだけ感染が広がっているのは、のちにYomiDrに書くような「失敗」もあるのでしょうが、ここがポイントのひとつなのかもしれないのです。」
前回ご紹介した先生のブログ内で言及されていたものです。
その記事がこちらです。
読売新聞のyomiDr. というサイトの中に、岩田先生が寄稿しているコラムがあります。
アクセスして頂ければ、全文を読むことができます。
キャプションを抜粋しておきます。
・迅速な情報公開は良かったが・・・
・保健所で検査を拒まれる例が
・クルーズ船の対応に課題
・船内で連続感染が起きている可能性
・クルーズ船対応方針を転換 情報公開は乏しいまま
・エピカーブの情報開示を
・SARSをきっかけに変わった中国
・抑え込むことを諦めてはいけない
感染症のプロフェッショナルが今般の日本の現状の推移、進展をみてどのように思考を続け、
都度、ご見解を発信しておられたのかが分かります。
私は原発事故での状況進展をリアルタイムに垣間見てきた身(今も現在進行形ですが)ですので、
氏の「日本は『ちゃんと』やっているわけではなかったのです。それは仕方がない。
しかし、その事実と向き合うことなく、いつものように観念と情緒と空気作りで寝技交じりの仕事をしていたら、国際社会は日本を軽蔑し、見限るでしょう。」
という言及に大きく頷くばかりなのです…。
Dr.イワケンの「感染症のリアル」
2020年2月17日
コラム
新型コロナウイルス 崖っぷちの日本に活路はあるか