新型コロナウィルスについて

みなさんこんにちは。
岸和田市別所町のさかもと内科クリニックです。

当院ではお子様からご長寿まで幅広くプライマリケアを実践させて頂いておりますので、
内科・小児科、何れの方でも受診していただけます。

2020年がスタートしてもう1か月ほど経過したのですが、ここにきて2019年12月に中国の武漢で新型コロナウィルスによる肺炎の出現があり、連日メディアで様々な情報が錯綜していますね。

当院は関西空港、そこへアクセスする南海本線の近隣にありますので、訪れる患者さんからも、時折、懸念や心配の声を耳にするようになりました。

今回のように、臨床家であれば、どのような診療科であってもほぼ避けては通れない「感染症」という領域にFocusが当たる度に、15年程前、私が大阪赤十字病院でレジデントをしていた頃、同僚の先生の一人が普段から時間を見つけては感染症学について研修医の先生方にレクチャーなどを自ら実践されておられるのを目にして、在籍していた消化器内科学の研鑽すら覚束ない毎日を過ごしていた身には、衝撃的だったことを思い出します。

その先生は数年後、今日御紹介する岩田健太郎先生の率いておられる神戸大の感染症内科に進まれたのでした。私は岩田先生とは直接の面識はなく感染症の専門家でもないのですが、折に触れ、岩田先生の感染症学(医療全般もそうですが)に関する考え方に共鳴するところが多くあり、少しでもそのエッセンスを学ぼうとしてきました。

(「感染症外来の帰還」という岩田先生の書籍は、いつも青木眞先生の「感染症診療マニュアル」とともに診察室の書棚に置いております。)

コロナウィルスといえば、種々ある風邪ウィルスの一つ(4種類あります)ですが、今回が初の新型ウィルスの出現ではなく、2002年のSARS(重症急性呼吸器症候群)、 2012年のMERS(中東呼吸器症候群)といったウィルス感染症も「新型コロナウィルス」でした。

今回の新型コロナウィルスの感染動向について、どのような姿勢で対峙すればよいのか、その指針を岩田先生が動画で解説して下さっています。

先生にリンクの承諾を得て、下記に提示させて頂きます。是非、ご覧になってみてください。

 

新型コロナ 一般の方編

新型コロナ 医療関係者編

 

岩田先生、早々のリンクの承諾、誠にありがとうございました。

これからも動向を注視し続ける必要のある状況に変わりはなく、

今後も(普段通りに)、中腰の姿勢で対応していきたいと考えております。